子供に「なんで勉強せなあかんの?」って
聞かれませんか?
くもん教室でその事を先生に相談すると、
「『将来役に立つから』という感じで言っていたんですけど、
子供が中学生になってからやっと、
『くもんやってて良かった!』と言うようになりました。
やっぱりいずれ実感することなんですね~」
という感じで話していたんですけど、
何となく答えじゃないんですよね。
「なんで?」って聞かれたら、
「子供の仕事は勉強やから」
「勉強しないと将来困るから」
「なんででも、とにかくやらなあかんことやねん」
という感じで答えていたんですけど・・・
昨日すごくシビアに「なんで?」に答えたら、
子供が泣いてしまいました。
でも納得したみたいです。
私の答えは・・・
「あのな、大人になったら自分で働いて、お金をもらって、
家を借りて、自分の力で生活せなあかんねん。
ママが生きている間はひとりじゃないかもしれなけれど、
いずれみんな死ぬねん。
もしパパやママが死んでいなくなっても、
お仕事してお金をもらって生きていけばいいねんけど、
もし、その時に病気とかして動けなかったりしたら
どこの会社でも働かせてもらわれへんやろ?
もし病気じゃなかったとしても、もし勉強していなくて
何も知らない人だったら、働かせてくれるかなぁ?
もっと頭のいい子を雇うよね?
だから、大人になってからちゃんとお仕事できるように、
いっぱい勉強せなあかんねん。
それに子供の方が大人よりもいろんな事をすぐ覚えられるねん。
大人になってから勉強してもすぐ忘れてしまうねん。
子供の時にいっぱい勉強しとく方がいいねん。
だから勉強は子供の仕事やねんで。」
という感じで答えました。
どうでしょうか?
だいたいそんな感じですよね(^^;)
そう、将来一人で生きていけるようになるために、
勉強させたいんですよね~。
親の顔色見て勉強するんじゃなくて、
勉強は自分のためになるって、いつか実感してほしいなぁ・・・
くもんの勉強は「自立した」とか「自分で考えて」という種類の
勉強ではないんですけど、そこへたどり着くまでの筋トレだと
考えてやらせています。
自立した人間になるには、読解力(国語力)が必要です。
(※言われたこと、書いてあることを理解できなければ、
考えることもできません)
国語でも算数でもできるようになるまで、同じ問題を
何回も何回も何回も何回も嫌になるほど解きます。
仕事もやったことない事は初めからちゃんとできないけど、
ずっとやっているうちに(量をこなすと)プロになります。
(※もちろん質が大事ですが、まずは量です)
どんな事でも嫌ってほどやって、やっと身につきます。
逆に量をこなしていないものは、ほどほどです。
ほどほどの仕事ではお客様をほどほどにしか
喜ばせることができないと思っています。
というわけで、実は大人になってからも
お客様のために勉強せなあかんねんけど、
「子供の頃がんばったから、大人になってもがんばれる」
みたいな、そういう経験をさせてあげたいです。
スポーツもいいですよね~
自分自身は子供の頃から何でもほどほどだったのですが、
やっぱり頑張った経験(受験勉強など)は、自信につながったと
思います。
仕事も積み重ねですね~。
親が死んでしまうということを考えると悲しいですが、
自分は今なんとか自立して仕事していますし、
育ててくれた親には、今さらながら感謝です。
実際この話をした後、自主的に宿題をする事が少し増えましたよ(^^)
絶対にどこの子も口にする言葉だと思うので、
参考になればうれしいです♪
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